日頃からお世話になっている方に感謝の気持ちを伝えるとともに、大切な方に気持ちを伝える機会として、お菓子やプレゼントを贈るバレンタインですが、実際に選ぶときにはかなり悩みます。
基本的にバレンタインチョコレートを渡すものだという風に世間一般では認識されているのでチョコレートを選ぶのですが、喜ばれるものと考えると今までの経験からして、渡す相手に応じて変えていくことが大切です。まず仲の良い友人などに贈るものとしては、カジュアルなものが一番でパッケージなどがかわいいものなどが喜ばれました。
味も単調になってしまうので、色んなフルーツが何種類か入っているものが好ましくて、口に入れた瞬間にフレーバーの香りが広がりを見せて、とろけるような甘いものなどは評判が良かったです。
食感というのもかなり影響があるので、友人ほど少し趣向を凝らしたの物の方が良くて、あまり硬いチョコレートは評判が良くなかったようです。ただし、見た目で面白い感じのものを配った時は、かなり盛り上がって写真や自分のブログなどを記載しているホームページに載せてくれた人もいました。
記念になるので、その時に流行しているものを取り入れたのも効果的だったようではあります。その逆で、目上の人や会社の仕事関係の方や上司などは、しっかりとした上質なものを贈る方が印象が良かった感じがします。仕事を進めていく上でもスムーズに行きやすくなるだけでなく、気配りの出来る子だと仕事上での評価も少し上がったようです。そのような方々に、変にこだわりのあるものや流行に乗ったような軽い感じの物や、こだわりのセンスを認めてもらおうとして、以前に失敗した苦い経験があります。
出来るだけ一般的に有名なチョコレートの、特に老舗ブランドのものである方がより安心できて高評価につながります。大きいものや数が多いものでは無く、数が少なくて丁寧に作ってるような上質なものが良く、食感としては口溶けの良い高貴な味わいのものがおすすめです。
お酒好きの上司の時に、最高級のラム酒などが入っているものをプレゼントしたところ、上機嫌でその後の仕事もスムーズに進めやすくなりました。このような経験からも、上司やお世話になった人に日頃のお礼を込める場合は、出来るだけその上司の趣味嗜好に合ったものを普段から観察しておくことがポイントです。それ以外の同僚や、職場のたくさんの人に渡す場合の義理チョコに関しては、カラフルなパッケージのものなどで、一袋にたくさん入っているものを休憩室などに置いておいて、ご自由にお取り下さいという感じにしておきました。中でも全く何もしないと、一個も貰わない方たちは寂しい思いをするみたいなので、出来るだけバレンタインっぽい感じでカジュアルな個包装のもので、価格がリーズナブルなものをチョイスして購入しました。同じ職場の女性でも人によっては、バレンタインのパッケージでは無く、普段でも売っている大量に入っているチョコレートを休憩室に置いていましたが、何となく味気ないような気がしました。どうせあげるのであれば、せっかくのイベントなので出来れば喜んで欲しいと考えたので、よくチョコレートでおいしいとされている国ランキングで、常に上位に位置しているベルギーのもので、大量に個包装してあるものがあってそれを置いておいたところ、評判も上々でした。
とっておきの本命チョコレートは、しっかりと思いが伝わるようにと手作りされる方も多いかもしれませんが、基本的にまだしっかりと付き合っていない段階で手作りをプレゼントするのは危険です。
中には生チョコレートなどの場合は、保存状態によっては食中毒の危険性もあります。気持ちを込めながらも、ベルギーの王室御用達のカカオの産地から厳選されたものを焙煎しているものを購入しました。９個入りのチョコレートのアソートは、まるで宝石のように色とりどりで見るだけでも綺麗な印象ですが、ショッピングの時に試食したら驚くぐらい美味しかったです。
中に真っ赤なハートのウイスキーの入ったものが中心に置いてあって、気持ちを伝えるのには申し分のないものでした。そのチョコレートのおかげで、めでたく付き合えるようになり、後日このチョコレートの感想を聞いたところ、今まで食べた中で比べ物にならないくらい濃厚で、甘い物好きの人だったのでとても喜んでくれたようです。このように状況に応じて、喜ばれるものをプレゼントすることで、人間関係がスムーズにいくことにも繋がりました。
選ぶことは大変でしたが楽しく面もあり、普段から相手の趣味趣向などを出来れば観察しておくことが、何よりも重要なポイントだと痛感しました。
体験談として喜ばれるバレンタイのチョコレート選びで、もう一つ大切な事は、自分が貰っても美味しく感じるものをプレゼントするという事で、購入する前に出来るだけ試しに自分用に小さいサイズのものを購入して味見することもお勧めします。
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