バレンタインデーには職場でチョコを配るという女性も多いことでしょう。その際、義理チョコなら気軽に渡すことができるのですが、本命チョコですと渡し方に悩んでしまうものです。これは私も同じように悩んだことがあります。職場外で渡すことができれば良いものの、まだそこまでの関係ではないと外で会うことが難しい場合がありますし、かといって職場で渡すところを他のスタッフに見られたくない気持ちもあって、状況やタイミングなどに困ってしまうものです。
職場内での渡し方の方法は様々ですが、私が実践したことのひとつは、他の人にあげるチョコとはこっそり区別して渡すことでした。一見しただけでは周りと同じように義理チョコに見えるものの、実は中身が少しリッチな物を選んでさりげなく気持ちを伝えたことがあります。勘が良い男性なら気付いてくれるはずですし、こっそりとしたアピールにドキッとしてくれる男性もいるでしょう。残念ながら私が実践した時は気付いてもらうことができなかったようなのですが、ちゃんと気持ちを伝えたい場合は、手紙やメッセージを忍ばせて告白をしてみるのもおすすめです。なお、あからさまな区別をしてしまうのは要注意です。本命の人だけ極端に豪華な包みだったり、サイズが大きかったりすると、周りからもバレバレです。周囲から冷やかされるなどすると、相手の迷惑になり却って嫌われてしまうことにもなりかねません。職場でぎくしゃくすると後が大変ですので、後の影響も考えた行動を心掛けることが大切です。
二人きりになれる口実を作って渡すのもひとつの方法です。ちょっと相談をしたいことがある、作業を手伝って欲しいなど、それらしい理由を付けて二人だけになれる状況を作り出しましょう。その際、こっそりと渡すようにすれば周りに知られる心配はないですし、相手もリアクションを取りやすいはずです。荷物になるサイズですと隠しにくく相手を困らせますので、その辺りの配慮をすることも大切です。また、仕事中にまで呼び出してしまうと、こちらの印象が悪くなるかもしれないためタイミングを考えましょう。
相手のデスクの中に入れておく方法も良いかもしれません。学生の頃ですと、机やロッカーの中にチョコが入っていないか、期待をしていた男性は少なくないはずです。大人になってからはなかなかそうした機会はないものですので、いざ実践されると喜んでくれる男性もいるでしょう。しかしながら勝手にデスクを開けることや、学生がやるような子供じみた行為に対して、嫌がる男性がいないとも限りません。それに、気付かれない場所に入れてしまった場合、何日も放置されてしまうリスクも考えられます。もしも実行をする場合は、相手との関係性をよく考えてみる必要があります。ある程度、親しい間柄向けのやり方であり、あまり話したことがない相手ですと怖さすら感じさせるかもしれませんので気を付けましょう。
あえてバレンタインデーをずらして渡す方法もあります。当日ですとバレンタインチョコであることが丸わかりですし、本命チョコも渡しにくいものです。そこで、前日あるいは翌日に渡すようにし、バレンタインチョコであることを周りにも気付かれないようにしてみてはいかがでしょう。印象にも残りやすく、日にちをずらしてまで渡すということは、それだけ真剣な気持ちがあることの表れでもありますので、暗に好きな気持ちがあることを相手に伝えることができるはずです。
職場内での渡し方はこのように色々な選択肢がありますが、あらかじめ行動を考えておくと、当日にスムーズに渡すことができるのではないでしょうか。もしどうしても職場で渡すタイミングが見付からない場合は、やはり外で渡すのが安心と言えます。帰宅時間を狙ったり、食事に誘ったりした時に渡すようにすれば、失敗がなく気持ちも伝えやすいはずです。
せっかく渡すからには成功をしたいものですが、そのためにはNG行動に注意することも必要です。例えば手作りチョコを渡すのは回避するのが無難と言えます。気持ちを伝える方法としては最適ではあるものの、まだそこまでの関係性ではないにもかかわらず、いきなりの手作りは相手への負担が大きいです。もしかしたら引いてしまう人もいるかもしれませんので、無難に市販のチョコを渡すのが安心です。
市販のチョコを選ぶにしても、あまり高級過ぎる物は控えるようにしましょう。これは私がやってしまったことがあるのですが、気持ちを伝えたいがためにブランドチョコを買って渡したことがあります。お返しに困らせてしまったと反省すると共に、気持ちが重くなり過ぎて良くなかったと、張り切り過ぎたことを少し後悔しました。バレンタインチョコはあくまでも気持ちを伝えるためのきっかけであって、チョコそのもので気持ちを伝えるわけではありませんので、変に気合いを入れた物を渡す必要はないのかもしれません。
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