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Androidの歴史を知っておこう

Android

Androidは、Googleが開発したモバイル専用のオペレーティングシステムのことです。スマートフォンのほか、タブレットなどでも使用されます。2003年からアメリカで開発が始まり、2008年にプロトタイプが一般公開されその存在が公式に知られるきっかけになりました。

ただ、その当時のデザインは現在あるようなものとは違いタッチスクリーンは備えておらずその代わりにQWERTYキーボードを備えていました。これは、PCのキーボードと共通した形式のものです。デザインも今とかなり違っていて、どちらかというとBlackberryの当時発売されていた機種に似ていました。

このプロトタイプは、2007年にApple社が開発したiPhoneという画期的なスマートフォンの登場により1からデザインが見直されることになりました。開発の過程で、GoogleAppleなどライバル社と同様にタッチスクリーンベースのスマートフォンに力を注ぐようになります。

最初のバージョンである1.0が市場に登場したのは、2008年の923日のことです。そこからバージョンアップを重ねて現在に至っています。バージョンが進む過程で不具合の解消や新機能の搭載など大きく変わっていき、現在は誰にとっても扱いやすい操作性と利便性を兼ね備えたOSとして世界中で人気です。

Androidのコードネームは、一番最初のものであるバージョン1.0が世に出た時はありませんでしたが2009年のバージョンから名前が付けられるようになってそれが続いています。バージョンの愛称にはDonut(ドーナッツ、バージョン1.6)などお菓子などからネーミングがとられているのが特徴です。現在ある最新版の2018年バージョンである9.0Pie(パイ)という名称で呼ばれています。また、現在開発中の10.0のバージョンはQ(キュー)と言います。

Androidは、2020年時点で登場してから12年の歴史が経過しています。ユーザー数は、バージョンを重ねるごとにどんどん増えていき現在では全世界で20億人を超えるユーザー数を誇っています。日本で最も知られていて使われるスマートフォンのOSは、iPhoneでありこちらは二番手としてみられることも多いです。しかし、海外諸国においてはAndroidのほうがiPhoneよりも人気があります。iPhoneの人気は、日本で突出しています。また、日本においてもまだリードされているもののAndroidがシェア率を追い上げてきています。

Android自体のシェア拡大が目立ち始めたのは、2017年あたりからです。従来はAQUOSがユーザーに知られていましたが、これにソニーが手掛けているXPERIA・韓国のサムスンが開発しているGalaxyなどさまざまなシリーズが出たことで知名度を上げてきており今も活気を呈しています。また、iPhoneよりもこちらの方が世界市場を見ると安く価格設定されていることも親しまれる理由です。

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