バレンタインデーが来るたびに、そわそわする思いをする経験を一度は持っているのではないでしょうか。義理チョコ以外に本命チョコレートをもらったのは皆無と言うわけではありませんが、もらって困るほどの数を手にしたことはありません。ところが人間とは不思議な生き物で、就寝中の夢では奇想天外であったり、リアルでは到底望むべくもない中身であったりすることも。文句なく幸福感を実感した夢としては、バレンタインデーにチョコレートをいっぱいもらった夢を見たことがあります。目が覚めてからでも、どこか落ち着きなく足元が浮かんだような感覚に教われました。このまま何もしないでいてはもったいないので、そのときに実践した対応方法を御紹介します。
とりあえず夢占いで意味を検討することにしました。夢の中ではもらったチョコの山を前にしたものの、空腹感に襲われてバリバリ袋を開けては、口に運んでリアルの生活では、考えられないほどの分量のチョコを食べています。まずチョコは何を意味しているのか、シンボリックな意味合いが気になります。チョコレートは疲労したときに口にすると、甘くとろけるような触感に幸福感を覚えるものです。現在でこそスーポーで世界中のチョコを手軽に購入できますが、かつては貴重で薬として珍重されてきこともあります。したがってチョコが登場する夢は、対人関係や健康に対する暗示とされており基本的に運気が上昇するサインと解釈されています。甘くとろけるような強烈なイメージは、特に恋愛運を上昇させる意味をもっているようです。
とりわけ食べる行為というのは、口している食物のパワーを体内に取り入れるという意味になるそう。しかもたくさん満腹になるまで食べているというのは、現実とは大きく乖離した内容なので深い意味合いがあるのではないか。そんな疑問が心をよぎります。この点はチョコを食べると言うのは吉運を意味すると考えられているようですが、明らかに食べ過ぎているときはむしろ警告の意味合いが強いそうです。普段の生活でもストレスがたまってくると無性に甘いものが食べたくなって、一瞬の幸福感でイライラを抑えようとすることをしばしば経験します。しかし食べ過ぎるとみぞおちがムカムカしたり、胸焼けをおこして嘔吐することも。肌は荒れるし大人ニキビができてしまったりとトータルでは体調面に悪影響をおよぼすことがあるほどです。このような事情は夢にあっても同様で、いくらバレンタインデーにチョコをたくさんもらったとはいえ、大量に食べているなら、それはストレスが知らず知らずの内にメンタル面で抱えていることの証拠と考えることができます。明らかにチョコレートを食べ過ぎの内容は、ストレスや日ごろの不摂生に問題がありそうです。そこで対応方法としてまず最近の自分の日常生活を思い返してみることにしました。
すると寝不足気味の生活が継続していた、無理なダイエットで食生活も偏りがあるなど、心あたりは色々出てきます。
最初に手をつけたのは、基本的な生活習慣をみなおすことです。就寝時間が深夜になることもしばしばでしたが、原因はオンラインゲームです。ゲーム自体はかなりの期間、毎日のようにログインしてはクエストをさがして長期間連続でプレイする。こんな生活が当たり前になっていました。正直惰性で継続していたようなものなので、しばらく離れることにしました。これで就寝時刻を大体22時くらいに改善できます。次は食生活、こちらも仕事の終了時間が不規則なので食事はコンビニ弁当やスーパーのお惣菜や外食の比率が高いのは明らかでした。可能な限り外食は控えて、週末に作りおきをするなどして、食事内容もバランスを意識して方向性を180度転換してみることにしたわけです。
最後に気になったのはバレンタインデーにチョコレートをもらったと言うタイミングの意味をどう考えるかということ。このとき問題になるのは、プレゼントしてくれた相手が誰か、ということです。正直な話、自分が好意をもっている人からもらえれば嬉しい反面、それほど好きではない相手からもらってもそれほど嬉しいとは感じません。夢解釈でも相手が誰か、というのは大きな意味を持っていて好意を持っている人か否かはおおきな分水嶺になるそう。
夢の中ではとにかくたくさんの数のチョコレートをもらったというもので、相手はほとんど覚えていません。好きな相手が夢に出てくれば記憶に残るほどのインパクトになるはず。ところが普段の生活では想像できないほど数多くをもらったという点のインパクトが強烈で、相手が誰かまであまり意識していなかったわけです。つまり相手が誰だったのか曖昧で、肝心の相手は誰なのか覚えていないというのは恋愛運の運気の観点からみるとあまり積極的に評価できないようです。残念ながらその年のバレンタインデーも義理チョコばかりで本命は手にできませんでした。運気が上がらなかったというわけです。
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