欲しい物があるときに今すぐにでも必要なものならば実店舗まで足を運びますが、余裕があるときには通販を利用します。その理由は、お店に行く手間を省けるというのもありますが、お得に買物ができるからです。同じ商品を扱っている通販サイトでも、それぞれのお店で価格が異なるので、送料などを考慮して一番安いところから購入すれば出費を減らせます。それから、通販サイトならばポイント制度があるお店が多いので、その分を考慮すればかなり安く購入できます。
特に重宝するのが、実店舗では割引が行われない商品です。読書が趣味なのですが、雑誌や書籍は再販制度によって定価で販売するということになっています。再販制度は新品が対象なので、古本は安く販売されていますが、誰が持っていたのかわからないものを購入するのは抵抗があります。それに好きな作家、好きなシリーズの本ならば、指紋や日焼けのない綺麗な状態で手に入れたいです。ということで、入手しようと考えるならば必然的に定価で購入することになります。
それがポイントが付与されるならば、とてもお得です。付与率が低くても、ちょっとまとめ買いをするだけで5千円とか1万円になりますから実店舗で買い物をすることを考えれば、実質的な差額が大きくなります。たしかに街の本屋で棚に並んでいる本を見ながら買い物をするという楽しみはありますが、買うものが決まっているならばお得な方を良いです。そうして、好きな作家の小説や定期購読している雑誌などを通販サイトから購入しつづけているおかげで、気がついたら相当に貯まっています。それを使って買い物をしていますから、さらに蔵書を増やして読書したいという欲望を満たすのにも役立っています。
あと、趣味で購入するものといえば、パソコンのパーツがあります。大学時代から自作パソコンを組み立てて使っていますが、数年前にはハイエンドクラスのパーツが、今ではミドルレンジクラス、ローエンドクラスになることはよくあることです。ただネットサーフィンや動画の視聴をするくらいならばいいのですが、自作パソコンで負荷のかかる３D ゲームをやるとなれば定期的にパーツを購入して入れ替える必要があります。
そういった専門的なものは、なかなか街の電気屋や家電量販店では扱っていません。秋葉原のように専門店が集まる場所が近くにあればいいのですが、あいにくと都内に住んでいませんから、もっぱら通販サイトを利用しています。そもそも実店舗は商品の品揃えが良くても価格はテナント料や人件費を含んでいるので、それほど安いわけではありません。なので買い物をするならば通販のほうがお得です。
パソコンのパーツというのは、ローエンドクラスであれば千円以下、数千円程度で購入できるものがたくさんあります。でも性能を求めるならば、ハイエンドクラスの数万円もするものが欲しくなるものです。そうして買物金額が増えれば、それだけ多くのポイントがもらえるようになるというメリットもあります。コツコツとためていけば、次回にパソコンの構成を更新するときの資金の足しにできますから、とても助かっています。あと、ケーブルなど小さくて安いパーツなどが必要なときに、現金で支払うのはなんだかもったいないなと感じるときに使うこともあります。クレジットカードと同じで、支払いがすぐに終わるのでとても手軽です。
ちなみに、お店によっては購入金額によって会員のランクが変わる仕組みになっているところがあります。パソコンのパーツならば、意外と簡単に会員のランクを上げることができます。ランクが上がるごとに付与率というのも高くなりますから買い物をするたびに嬉しくなります。
ただ、気をつけなければいけないのが、ポイントには有効期限があるので油断をしていると失効してしまうことがあります。それはパーツごとに別のお店で買物をすることが原因です。パーツの品質は、製品が同じならばどこのお店で買物をしようと同じです。しかし、買い物をしたときに付与されるポイントの有効期限というのはお店ごとに異なりますし、同じお店を次に利用するのがいつになるのかという予定はわからないので管理が難しくなります。しかも、期間限定のキャンペーンで付与されたものであれば、有効期限が短めに設定されていますからすぐに失効してしまいます。そうなると、お得な買い物をしたつもりなのに結局破損をすることになり気分が落ち込ます。そういう事を何度か繰り返して、さすがになんとかしなければならないと思ったので、お店ごとの有効期限を記録しておくことにしました。スマートフォンのスケジュールソフトなら、数時間前とか数日前など任意のタイミングで通知をしてくれるので、無駄になる前に使えます。
このように賢く買い物をするようになってからは、家計がかなり楽になっています。恐らくこれからも、ネットで買い物をし続けるでしょう。
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