PR

最高の食材 焼肉

焼肉

日本人であれば焼肉を食べたことのない人はかなり少ないはずです。特に男性にはかなりの人気があるでしょう。しかし近年では男性の肥満化が進み、気軽に行けていたはずの焼肉にあまり足が進まなくなっている方も多いと思います。そこで今回は栄養価に着目した焼肉のおすすめ部位を紹介します。

焼肉のお肉ですが、かなり多くの種類があるため迷う方も多いでしょう。そこで部位ごとのカロリーを紹介します。

・部位ごとの100g当たりのカロリー

カルビ:517kcal、ロース:411kcal、ハラミ:344kcal、タン:269kcal、ミノ()182kcal、ホルモン(大腸)162kcal、ハツ(心臓)142kcal、レバー:132kcalとなっています。ちなみに私は3年ほど焼肉屋でアルバイトをしていましたが、肉は1人前で約90~100gでしたので上記の数値は1人前に近いです。

この数値を見て分かった方もいると思いますが、内臓系は非常にヘルシーとなっています。なので焼肉に行った際にはホルモンやレバーなどの内臓系を注文することをお勧めします。

しかしここで一つ注意しなければならないことがあります。

それはプリン体です。プリン体は体の中で尿酸に代謝されます。これを大量に摂取しすぎると高尿酸血症となり、痛風になってしまいます。痛風は名前の通り、「風に当たるだけで痛い」とあるようにかなりの痛みが生じるといわれています。これだけ痛い痛風にはなるべくなりたくないですよね。

先ほど紹介したレバーやホルモンですが、かなりの量のプリン体が含まれているのです。

・部位ごとの100g当たりのプリン体量

肩ロース:90.2㎎、ミスジ:104.0㎎、レバー:219.8㎎、ハツ:185.0㎎、ササミ()153.9㎎となっています。いかがでしょうか。レバーやホルモンは、ロースやミスジと比較して倍以上のプリン体が含まれています。これらのように100g当たりのプリン体量が200㎎以上含まれている食物を高プリン体食品といい、痛風患者には制限されているのです。

ちなみに1日のプリン体摂取量は400㎎以下が好ましいとされているため、これらのホルモン、レバーを多く摂取してしまうと2人前だけで1日の摂取基準をオーバーしてしまいます。

ちなみに筋トレをかなりしているムキムキの人たちも痛風になりやすいといわれています。これは上記したように鶏のササミには多くのプリン体が含まれているため、大量のたんぱく質を求めているマッチョたちは同時に多くのプリン体を摂取してしまうためです。

これらのことを踏まえて私が言いたいのは、何事もバランスが重要ということです。低カロリーを求めてホルモンやレバーをたくさん食べれば痛風に、プリン体を避けてカルビなどを食べれば肥満体形になって高血圧になってしまうなど。食が偏るとなんでも体に良くないのです。

楽しく食事をするためにも、バランスに気を付けて、ためにはサラダなんかも食べることをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました